保活をしてみて思うこと~改善アイディア書いてみました~

保活をしてみて、気が付くことがたくさんあります。

まず、私が保活を始めたころに「保育園落ちた、日本しね」というスリリングなブログが報道されたこともあって、保育行政に不信感を抱いていたところがありました。

でも、私は保活をしてみて、自治体や行政の方々はすごく頑張ってくれているんだと知りました。

保育課の方はいつもとても親身で親切だし、行政も保育園や定員をなるべく増やそうと努力しているのが分かります。

でも、保活をする中で、こうだったらもっといいのにな~と思うことがいくつかあるので、書いておきます。

娘のまるこが、私と同じように母親になったとき、この状況がどうなっているでしょうか。

子どもを持って働きたいと思ったとき、そのとき世の中はどう変わっているでしょうか。

ちょっと楽しみでもあります。

保活の経験談があまり蓄積されていない

多くの人は子どもを持っても1人とか2人。多くて3人。

保活の経験が一時的なもので終わっていて(終わっていいんだけど…)、経験談が蓄積されにくいと感じました。

一から役所で聞いて知って、一から見学して選考。

藁にも縋る思いで口コミサイトも熟読しますが、情報が少なかったり古かったり。

周囲にママ友がたくさんいるならいいけど、そうでもない人は情報集めに苦戦している気がします。

保育園の関連する情報がもっとオープンになれば…

いちいち電話で問い合わせを受ける、役所の人も、大変です。

(私がよく電話する保育課の方々は、どの人もすごく丁寧。頭が下がります。)

例えば、来春入園の空き枠が年齢別に何名か、とか、昨年の入園児の人数とボーダーラインはどの程度か、など。

こういう情報は、役所に電話や対面で問い合わせれば回答してくれるスタンスなんですが、ホームページかどこかにアップしておけばいいのになと思います。すでにそうしている自治体もありますよね。

説明会の有無(予約の要否、所要時間)なども、保育園によって開示しているかバラバラです。

そもそもホームページすら開設していない保育園もあります。

個人的にはホームページを開設する労力すら捻出するのが困難なほど忙しいのが保育士さんだと思うし、保育士さんはパソコンに向き合う時間よりも子どもに向き合う時間に当ててもらいたいと思うので、自治体かどこかのサイトに一元的に網羅されていたらいいなと思ったりします。

認可保育園の保育料は、収入によってランク分けされているのは本当にいいのか?

これもびっくりしました。

園庭が広く、駅から近く、保育内容も充実したA園と、

園庭がなく、駅から遠く、保育内容がお粗末なB園とで、

同じ収入の家庭であれば、保育料に差がないのですね。

ほんとこれにはびっくりしました。

煩雑にはなるけれど、もっと細かく保育料を定めてもいいのでは?と思ったりします。

園庭の広さや採光の度合い、部屋の広さや園庭の有無、給食の提供有無などで、区分できる気もします。

頑張っている保育園に対しては保育料の収入を上げてもいいのでは?ということです。

でも、保育園は福祉の所管するものだから、ここに金額の差があまり出てはいけないのかな?とも思いますが。

(本当に保育が必要な家庭に保育が行かなくなるようなことは避けないといけませんものね…。)

園庭が少ないorない保育園が多いけど、発育面で大丈夫?と思ってしまう

小学校や中学校は園庭が広いですよね。

こういう施設ともっとシェアできないものか?と思ってしまいます。

危ないのでしょうか。

例えば、スペースを区切ったり、時間別に分けるなど運用で工夫できそうですが、ハードルが高いのでしょうか。

新規に保育園の建物を建てるのは嬉しいけど不合理

新たに保育園を作るのは、建築費もかさむし、時間もかかる。

土地を確保するのも、それに伴う地域住民の理解を得ることもハードルが高い。

少子化ですし、今待機児童がたくさんいる地域であってもそれが未来永劫続くとは思えないんですよね。

今、子どもを保育園に預けたい立場としては、1つでも保育園ができることは両手を挙げて喜ぶことなのですが、20年後、どうなっているのか?

さまざまなハードルを乗り越えやすいスピーディな保育園の用意のしかたは、新設以外にもっと他にもないのかな?と思います。

ーーー

すみません。

うかつにも、図書館に置いてあった「保育白書」というマニアックな本に目を通してしまって、現在の待機児童の問題にいろいろ思いを馳せてしまいました。

保育園の問題について、私なんかよりももっともっとたくさん考えて汗を流している行政の方々もいらっしゃると思います。

お粗末な感想で申し訳ないですが、保活中の母としてちょっと思ったことを書いてみました。

娘のまるこが母親になったとき、子どもを持っても働きたいと思ったときに、安心して働ける日本になっていたらいいなと願います。

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