妊娠中に進めた家づくり。
今日は、完全に盲点だった「防犯設備」について書こうと思います。
新築した妹の家に空き巣が入った!
我が家のレイアウトが固まる直前のことでした。
妹の家に泥棒が入ったのです。
最初は冗談かと思いました。「泥棒」ってあまり実際口にしたことないですよね。
でもかわいそうなことに本当の話だったのです…。
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こんな風に空き巣に入られた!
新築して1年ほどが経つ妹の家。2階建ての4LDKの戸建てです。
1階に台所があり、その勝手口から泥棒が侵入しました。1階にある財布や金目のものだけを物色して音もなく逃げていったようです。
妹家族(夫、子ども1人、妹とお腹の中には赤ちゃんがいました…)は幸いにも2階の寝室で寝ていて、泥棒の侵入自体にまったく気が付かなかったそうです。
本当に、命が狙われなくて、不幸中の幸いだったと思います。
プロの泥棒はすごい
妹も旦那さんも、とても慎重な性格です。とってもしっかりしています。
寝る前に台所の鍵をかけ忘れることなんて絶対になさそうなのですが、よりにもよってこの日だけ施錠が甘かったようなのです。(しっかり鍵が閉まっていなかったようです。)
それを、この日たまたま泥棒は見抜き、そこから侵入を果たしたわけです。
侵入後の行動もすごい
さらにすごいのが、翌朝起きて台所にやってきても、妹たちはしばらく空き巣に入ったことが分からなかったということです。
家が荒らされた様子は残っていないのに、財布の中身だけすっかりなくなっていたそうです。
財布自体も、よくありそうな通勤カバンとか鍵などが置かれた貴重品入れとか、そういう分かりやすいところに置いてあったわけでもないそうです。
素人であれば、絶対見つからないようなところにある財布を見事に発見し、中身だけこっそり抜いて持っていく…。
「完全なプロの泥棒がやってきたね」と警察にも言われたそうです。
急きょ、防犯設備を検討
この話を妹から聞いたのが、ちょうど我が家の新築のレイアウトが固まる直前でした。
ほぼ仕様が固まり、建築へと移っていく最終段階でこの話を聞き「防犯のことを考えなきゃ!」となりました。
それまで全く考慮に入れていなかった防犯設備。
最悪後付けでもできるし…なんて軽く考えていた気持ちがあったのだと思います。
夫婦ともにあまり心配性ではないタイプですが、この話を聞いてちょっと震え上がりました。
建築士さんに相談
それまで、防犯関係は私たちから主体的に何かをお願いしたりすることはほとんどなかったので、防犯面の確認と説明をお願いしました。
我が家は人通りの多い道に面しています。
裏手に回ると死角になって人の侵入があっても分からない構造になっています。特に1階部分が危ないと感じました。
具体的に工夫したのは次の3つです。
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設置した防犯設備
建築士さんの考えでもともと設置してあったものも含め、以下のような防犯設備を設置しました。
台所の窓に格子状のカバー
台所にも窓を付けたのですが、その窓には格子の防犯枠を付けているか再確認しました。
これは建築士さんが最初から設置するように計算してくださっていたので安心しました。
白い格子枠で、外からは見えない部分。目障りにもならずに安心感が得られてよかった設備です。
家の周りに敷く砂利と非常灯
家の周りに敷く砂利は、踏むと音がなるタイプの防犯砂利であると説明を受けました。
実際に3種類くらい提案してもらったのですが、音の大きさはほとんどどれも似たようなものだったので、明るい色目のものを選択しました。
最も効果があったのは寝室の外の防犯灯
改めて設置してもらうようにお願いしたのは、寝室の一番大きい窓の外に「防犯灯」を設置することです。
寝室の外には、完全に死角となる通路があります。
防犯灯は、人がこの通路を通ると、警報音が鳴って電灯が点滅する仕組みになっています。家の中から様々な設定ができることも安心でした。
小さな赤ちゃんが眠る部屋になるので、もしここから侵入者があったりしたら…と考えると恐ろしい気持ちになり、設置。
結果的にこれには大満足です。
夏や風の気持ちいい日などはこの窓を開けていることもありますし、防犯灯を設置することを思いついて本当によかったと思います。
一番大事なのは私たちの防犯意識
とはいえ、最も重要なのは、自分たちの防犯の意識ですよね。
恥ずかしながら私は、もし妹の件がなかったら、こんな風に感じることはなかったと思います。
これから家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです。