娘のまるこのトイレットトレーニングの記事です。
トイトレ、おむつはずし、オムツ外れなど、いろいろな言い方があるみたいですが、赤ちゃんの排泄の自立までの道のりのことです。
子育てのひとつのターニングポイントですね。
我が家の体験記(現在進行形)をまとめていきたいと思います。
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1才から始めたトイレットトレーニング
1才4ヶ月頃、季節は春。
まるこがおむつに手を当てて「ちっ!」と意思表示をするようになりました。
「ちっこが出たよ」というサインです。
まるこ的に、そろそろおむつはずしたいタイミングなのかな?と思うようになりました。
おむつはずし、疑問いっぱい
それからおむつはずしについて、たくさん素朴な疑問を抱き始めました。
ザッと挙げてみます。
・まず何をすればいいのか?
・トレーニングパンツは必要か?
・おまるは必須か?トイレとおまると混乱しないか?
・そもそもいつから開始するか?
・夜はどうしようか?
・外出のときはどうするのか?
・おむつはずしを早く始めるメリットとデメリットは?
・まるこはおむつを卒業したいのか?
卒乳のときも感じたことなのですが、うまく進めるためには、最後に挙げた「子どもの気持ち」の部分が肝心なんだという気がするんです。
まずパンツを8枚準備
というわけで、子どもが「今だ」と思うときにスタートできるよう、準備だけしておこうと思い、まず90サイズのショーツを8枚準備しました。
無印良品の普通の綿のパンツです。
次に本を5冊読みました
パンツを買っただけでは何をしていいか分からなかったので、次に、おむつはずし関連の本に目を通しました。
・おむつはずし
・トイトレ
・トイレトレーニング
・トイレットトレーニング
のキーワードで検索して見つけました。
読んでよかった本は5冊あります。
※以下、むすめが今言っている表現に合わせて、大きいほうは「うこ」、小さいほうは「ちっこ」とこのブログでは表現させていただきます^^
GO!GO!トイレトレーニング ママと赤ちゃん1000組の極意
寒い時期のトレーニングや、うこのトレーニング方法、夜はどうするのか?など幅広く紹介されている冊子です。
浅く広くトイトレを知るにはいい本です。
「紹介した方法をやってみたけど、うまくいかなかった!」という実体験も結構載っており、それがいいなと思いました。
その中でも、たぶん我が家に合っているんじゃないかなと思ったのは「いきなりパンツ派」です。
印象に残ったのは、
「トレーニングにかかった月数が、全体の平均が6.2ヶ月のところ、いきなりパンツ派は3.6ヶ月だった」ということ。
まるこの性格を踏まえると、やるならいきなりパンツ派がいいな~と思うようになりました。
カリスマ・ナニーが教える 1週間でおむつにさよなら!トイレトレーニング講座
この本は、ベビーシッター(ナニー)として、たくさんの子どものおむつはずしを実践してきた著者ジーナさんが、具体例と共におむつはずしを紹介してくれる本です。
人気の本ですね。
この本で印象に残ったことが2つあります。
ひとつめは、
「トイトレは、時期が早くてもダメ」ということです。
赤ちゃんも、お母さんをはじめとする家族も、共に「さあ、おむつにさよならするぞ!」という気構えがないと、長期化したり拗らせたりしてしまうという指摘です。
ふたつめは、
「おむつ外しをするぞと決めたら、絶対に後戻りしない」ということです。
おむつを脱いでパンツをはき始めたら、寝るとき以外はそう簡単におむつに戻ってはならない、ということでした。
子どもが混乱してしまい、これまた長期化してしまうとのこと。
ジーナさんが「おむつはずしがスタートできる条件」を7つ定義されていて、始めるタイミングの参考になりました。
「ママ、おしっこ」といえるまで―おむつはずし最短コース
帆足英一さんの本です。なんと1987年の本です。歴史がありますね~。
ひとことで言うと「おむつはずしの王道!」という感じの1冊でした。
「子どもの気持ちに寄り添い、決して叱らず、根気よく、できるようになるまで、のんびりゆったり付き合っていきましょう」的なスタンスです。
2人の子どもとお母さんのおむつはずしの体験記が掲載されていて、これが心に残りました。
「すんなり智仁ちゃん」は、1歳3ヶ月でおむつはずしをスタートし、8ヶ月間で完了。
「ジグザグ雅子ちゃん」は、1歳7ヶ月でスタートし、10ヶ月間でおしまい。
おしっこに失敗したときの、お母さんの精神状態が、子どもに影響を与えるんだなぁということも、体験談から感じ取れました。
(雅子ちゃんのお母さん、1日に25枚の失敗パンツを洗って、がっかり、それでおむつに後戻り。そりゃそうだよ!と共感してしまいました。)
トレーニングパンツは使わない方がいいという主張にも驚きました。
我が家がこれをきっかけにトレパンは使わないことに決めました。(大正解でした。)
「子どもはたくさん失敗してこそ、おむつ卒業ができる」というスタンスの本です。
おもらし(チー)をして、
・チー出る感覚
・チー見る感覚
・チー聞く感覚
この3つを経験してこそ排尿行為を意識的なものに発達させていく、と書いてあり強く納得。
おむつはずそうね―1日で成功するトイレ・トレーニング
N.アズリンさん、篠田顕子さんの本です。
この本は絵本です。
原書のおむつはずしの方法を、子どもにも分かるように絵本形式にしたものです。
廃版のようで私は図書館で借りました。本当は原書を読みたかったのですが、廃版で手に入りませんでした。
おむつはずしの方法としては、おそらくかなり独特な画期的な方法が紹介されていると思います。
一言で言うと「子どもがお人形におしっこの方法を教え、子どももそれを真似する」という方法です。
よく聞く「失敗を繰り返しながらだんだんとおむつを卒業する」というものではなく、短期間で一挙におむつをはずすことを主眼に置いている本です。
おしっこに失敗しても叱らないというのが主流の中この本では「おもらしはダメとはっきり伝える」とか「成功体験を積むためにお水をたくさん摂らせて排尿を促す」など斬新です。
ちなみにトイトレ開始の条件は3つ。
・2~3時間おむつが濡れない
・物をつかんだり、部屋の移動ができる
・簡単な親の指示を理解できる
目からウロコのおむつはずし本でした。
おむつのとれる子、とれない子 排泄の仕組みとおしっこトレーニング
末松たか子さんの本です。
これは、トイトレの実践的なノウハウの本ではなく、親としてとても勉強になった1冊です。
排泄の仕組みから、日本のおむつの歴史まで、幅広いテーマが扱われています。
一度は目を通しておいてよかったと思う本です。
まるこが生後9ヵ月のときに読み、赤ちゃんの排せつの仕組みを早くから理解できたことはプラスでした!
まとめ
以上、私がトイトレを始める前に読んでおいてよかった本の紹介でした。
読んで本当にためになったと思う本を挙げたので、中には廃盤になっていたり、とても古い本で中古しかなかったりするものもあるかもしれません。
これから、我が家のトイトレ体験談を、まとめていきたいと思います。
苦労したこと、うまくいったこと、いろいろあります。今もまさに悪戦苦闘中!