娘のまるこのトイレットトレーニング体験記です。
トイトレ(おむつはずし)を始める前に、散々おむつはずしの本やブログを読んだ結果、いろんなサポートグッズがあることを知りました。
・トレーニングパンツ
・補助便座
・おまる
・ご褒美シール
などです。
本を読んで考えて、我が家は、どれも買わないことにしました。
結果、どれも買わなくても大丈夫でした。
(基本的に買い物にときめかない私と、寿命の短いモノを家に増やしたくない夫婦の子育て、という前提でお読みいただければと思います。)
トレパン
究極に乾きにくそうだから買うのをやめました。
パンツに布おむつを挟めば良いような気がしました。
トイトレを始める前に読んでおいてよかった本の記事でも紹介させていただいた帆足英一さんの本に「トレパンはいらない」と書いてあり、強く納得。
「ちっこが漏れる」ということの自覚がない限り、排泄(ちっこが出る)という感覚は育たないという理屈です。
当然、綿のパンツなんて吸収力は皆無に等しいので、トイトレ初期はダダ漏れです。
でも、今思うと、いきなりパンツにしたことが、おむつはずしが軌道に乗った大きな要因だったと思います。
娘のまるこが「ちっこ出た」という感覚を理解できたのは、この「ちっこダダ漏れ期」があったからだと今は思います。
(軌道に乗った今そう思えるだけで、絶賛ダダ漏れ期間中は全くそう思えなかったです。早まったかな…と不安になりました。)
実際、トイトレを始めたらものすごい枚数のパンツを洗います。
乾きにくいことは一番ストレスになると思いました。
そして、トレパンでも、結局漏れます。
我が家は、いきなり綿パンツで始めて正解でした。
補助便座
迷いましたが、買いませんでした。
なんか汚れそうだしなぁ…外出先で補助便座がないところもあるしなぁ…。
あると便利そうだけど、なくてもなんとかなりそうかな?と思って、結局使わず。
1才8ヶ月あたりを過ぎたら、普通の便座でもひとりで座れるようになってきました。
おまる
「おまるで排泄するのに慣れてから、トイレの便座に移行する」ということだと思いますが、これもまるこが混乱しないかな?と思いました。
おまるに出たちっこやウコを捨てるのも手間かなとも感じました。
ご褒美シール
トイトレ鉄板グッズの「ご褒美シール」も結局使わずに来ています。
1歳半前の娘まるこには、ご褒美シールの意味が分からなかったからです。
もし、トイレにご褒美シールが置いてあったりしたら、ちっこどころではなく、シールを剥がしたいだけ盛大に剥がして、遊んでしまうことになっただろうと思います。
ちっこやウコが出るとき、子どもって一点集中してジッと集中してますよね?
まるこを観察していると、排泄しているのは、落ち着いて静かにしているとき。
気持ち高まるシールとか、カレンダーとかの張り紙みたいなものは視野に入れないようにしてみました。
まるこにはこれが合っていたようで、「トイレに入ったら、ちっこ」という感じでトイレを覚えていきました。
買わなくてもだいたいのものはなんとかなる
なんだか…今回の件でつくづく思ったのですが、育児グッズって本当に必要なものって何なんだか、よく分からないですよね。
「トイトレするならトレパン必須」「おまるどれにする?」的な感じで、買って当然のものだと思っていました。
もちろん、トレパンやおまるやご褒美シールがすごく効果を発揮するお子さんもいらっしゃるでしょうし、使っていたらもっとスムーズだったのかもしれません。
自分の子どもの性格に合ったものを選ぶ(ときには、選ぶことすらしないという選択肢を選ぶ)ことも、だいじなんだなぁ…と痛感したできごとでした。
紆余曲折のトイトレ記、続きます。
これからトイトレにチャレンジするご家庭の参考になれば嬉しいです。