1才後半の娘まること一緒に、知育系の幼児教室の体験レッスンに参加してきました。
今日はその内容と参加して思ったことを書こうと思います。
知育系の幼児教室に参加しようと思った理由
娘のまるこが1才を超えて歩き始めると「いろんなものに触れてみたい」「もっとたくさん動きたい」とばかりに活発に生活するようになりました。
さらに1才半を超えると「言葉をたくさん知りたい」「お友だちと関わりたい」という欲求を持っているようにも感じ始めました。
私は出産するまで小さな子どもと触れ合う機会がほとんどなく、遊びのスキルが貧困です。(夫の方が遊ぶのがうまい!)
まるこが大きくなるにつれ、「もっとまるこにちゃんと働きかけられたらいいのになぁ…」「こんな遊び方でいいのかなぁ…」「特に3才までに受ける刺激って大事だって聞くしなぁ…」という気持ちを感じることが増えました。
そんなとき、たまたま仲良しのママ友さんから「知育系の幼児教室の体験に行ってみたところ、そのレッスン内容に感銘を受けて、その日に入会してきたよ」という話を聞きました。
そんなにいいところなら、まるこの成長にもプラスかもしれない…、遊びスキルの貧困な私に働きかけのスキルを得られるかもしれない…と思って、知育系の幼児教室の体験に行ってみることにしたのです。
そこにはプロがいた!
まず、こういうところの先生はやっぱりプロなんだな…と思わされました。
子どもの動きをよく観察し、ちょうどいいタイミングで話しかけ、笑顔が素敵。
しゃべりすぎず、子どもの主体性を大事にしている。かといって何もしないわけではなく、大人の方から適切に働きかけている。
そんな心がけのようなものを先生から感じました。
レッスンの内容
60分のレッスンです。6名くらいの少人数制でした。
レッスンの内容は順番に以下のようなことをしました。
・名前を呼んでお返事
・はじまりの歌を歌う
・音楽に乗って体操
・貼り絵の工作
・簡単なボタンはめの練習
・ボール遊び
・滑り台やマット運動
・3色ほどの色分けの練習
・大きな絵本を読んでもらう
・さようならのご挨拶
どれもかなり面白い内容でした。
子どもが飽きないようにするためか、矢継ぎ早にテンポよく進みます。
どんどん新しいカリキュラムに切り替わってくスピード感も印象的でした。
子どもたちの反応
同じくらいの月齢(1才後半)の子どもが6名ほどいました。お母さんも同席です。
なかなか指示どおりにできなくて泣いてしまっている子、そばにいる子どもとボールを取り合って怒っている子、いろんな表情を見せる子どもたち。
娘のまるこも、初めての割には結構楽しそうでした。
やっぱり通い続けている子どもは、難しいカリキュラムにも真剣に取り組めているなぁ…とも感じました。
値段は月1万5000円!
料金は、60分のレッスンが月4回で、1万5000円。入会金も同じくらいするようです。
60分のレッスンの中に、とても濃密に詰め込まれた教育ツールや働きかけ。
月4回で1万5000円というと、1回60分あたりの値段は3750円します。
私の金銭感覚としては結構高いなと感じる金額でした。
家に帰って夫に何をしたか説明したところ…
帰宅後、夫にどんな幼児教室だったか興奮気味に説明しました。
「最初にあいさつして、歌って踊って、ボタンをはめる練習して、絵本を読んで、ボールで遊んで、マットで運動して、お片付けのときは色分けの練習も兼ねてやって、云々…」
すると、夫はこう言いました。
「へぇ、楽しかったんだね。でもそれって、毎日さちこがまるちゃんに対してやっていることだね。わざわざ電車で教室まで行かなくっても、家で十分にできるんじゃない?」とのこと。
そう言われて、「確かに…そうかも。」と少しだけ思いました。
家でもできるかもしれない
もちろんプロの先生のスキルには到底及びませんが、子どもへの関わりスキルが貧困な私には、体験レッスンだけでも十分勉強になる場でした。
毎日の挨拶、身の回りの支度の手伝い、歌を歌ったり、絵本を読んだり、工作したり…。
家で毎日何気なくやっていることを、ちょっと丁寧にやってみるだけでも、幼児教室で得られることと似たようなメリットを自宅でも少しは得られるのではと感じました。
専門の教材は家で簡単に作れるものばかり
さらに、もうひとつ学んだことがありました。
幼児教室で採用されていた「遊び道具」は、自宅でいろいろ工夫をすれば簡単に作れるのではないかと思ったことです。
例えば、体験レッスンでは、ボタンはめの練習をしました。スナップボタンをポチッとはめる&外すという動作を通して、手元の細かい動きの発達を促すものです。
これも、家にあるもので簡単に手作りできそうな気がしました。
以上のような考えから、我が家はこの幼児教室に入会することは見送りました。
でも、親として子どもにどう関わっていくといいのか?という観点で、とても発見の多い体験レッスンでした。参加してよかったです。
その後、近所の幼稚園で見かけた幼児教育「石井式の国語教育」についての記事もよろしければお読みください。2才児さんたちが漢字を読んでいてびっくり!という内容です。