壁に穴が空きました。自分で修理した体験談を、克明にレポートしたいと思います。
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高校生の男子の部屋の壁に穴が開くことはよくありそうですが、うちにいるのは2才の女の子。しかもうちは新築。
悔しいので、がんばって自分で直すことにしました。しかも低コストでやり遂げたい!家にある道具と100円均一のダイソーを活用して、合計200円くらいの出費で無事に穴がふさがりました。
ちなみに私は子育て中の普通の母です。手先は器用でも不器用でもありません。いたって普通です。
では、まずビフォアー&アフターから。
↑こんな感じに穴が空きました。石膏の壁の穴、大きさは2㎝×5㎝くらい。家具をぶつけてしまいました…。
↑これくらいの大きさです。コンセントと比較してみると結構目立ちます。2才の娘が「あなが、あいちゃったね」と連呼しています。あいちゃったね…。
↑頑張って修理しました。
用意したもの
ネットでプロが修理している事例や動画を1時間ほど検索。だいたいの修理の流れは分かりました。
なるべく家にあるものをうまく使いたいと思って、最終的に使った道具はこちらです。
↑大きめの定規、カッターナイフ、ハサミ、テープかマスキングテープ、木工用ボンド。
↑ガーゼです。
↑ガーゼは、おむつ時代の娘のおしりふき比較をしていたときの残りです。
↑百均のダイソーで買ってきたアイテムです。左が「穴埋めウッドパテ」というもの、右が「サンドぺーパー」です。パテは必須、サンドペーパーは仕上がりにそれほどこだわらないなら不要だと思います。
↑パテはこんな感じのチューブタイプのものを選びました。野菜のオクラくらいのサイズです。穴が小さいのでそんなに大量に必要ないですし、自分で練らなくていいので楽ちんでした。中身は水分多めの粘土のようなイメージです。
↑破れた部分と同じ素材の壁紙です。これを用意するのが一番困難な気がします。我が家の場合は新築だったため、大工さんが「何かあったときのために…」とサービスで置いていってくださったんです。日の目を見るときが来るとは…。
↑最後に新聞紙とガムテープを用意。壁から落ちるゴミが散らからないように、床に敷くためのものです。
これで準備物がそろいました。
さあ修理開始
それでは修理をはじめます。
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大まかな流れを簡単に言うと「壁紙を剥がす → パテで穴を埋める → 上から壁紙を貼り直す」という流れです。
↑まず、穴の周りにカッターで切り込みを入れます。あまり力を入れなくても切れます。豆腐を切るよりちょっと強い力くらいで十分でした。
↑切り込みに沿って壁紙を剥がします。カッターでひっかけながらゆっくりペリペリと剥がしていきます。
※コツ※ ちょっと気持ち大き目にカットしておいた方が、後の作業が楽でした。私の場合はちょっと狭くて作業しにくかったです。
↑ボンドを塗ります。
↑ガーゼを貼ります。これは、パテを塗るときの下地のような役割を果たします。本当は「網テープ」というメッシュタイプのテープがあればベストなのですが、100均では発見できず。2才さんを連れて100均とホームセンターをハシゴするガッツがなかったのです。ガーゼで代用しましたが、なんとかなりました。
↑いよいよパテを塗り込んでいきます。ちょっとずつ、でも盛大に塗り込みました。
※コツ※ まず外側から塗って次第に内側に塗り込んでいくようにするとうまくいくと分かりました。
↑同封されているパテ用のヘラで伸ばします。ここはちょっと難易度高めです。
↑説明書には「乾くまで24時間」と書いてあります。ここで就寝。おやすみなさい。ちなみに、ここまでの作業時間は25分でした。
さて、あともう少し。
ここからは、最後のステップです。
↑最初にカットした枠をマスキングテープかテープで囲みます。単なる目印です。
↑最初にカットした枠よりも、5cmほど大きくカットした壁紙を上からかぶせて、テープで仮止めします。
↑最初にカットした枠よりも、1~2cmほど大きくなるように壁紙をカットします。カットする部分は壁紙が二重になっているわけです。ちょっと力を入れてしっかりカットします。力の強さとしては、冷蔵庫から出したばかりのバターをカットするくらいの力強さで。
※コツ※ 一番外側にある壁紙のうち中心部分にある壁紙を、最終的に壁に貼りつけます。捨てないように注意です。
↑切り込みを入れた部分をペリペリと剥がしていきます。
↑剥がせました。
↑マスキングテープも全部剥がしてしまいます。
↑紙やすりで凸凹をならします。ここで固まったパテがボロボロと落ちるので新聞を敷いておくといいです。これはやらなくてもよかったような気もします。
では、最後のステップです。
↑壁にボンドを塗って、先ほど切り抜いた壁紙を貼り付けます。貼るのに緊張しました。
↑円柱の積み木でプッシュ。なじませます。本当は「ローラー」のようなものがあればいいのだと思います。そして、はみ出たボンドは水で濡らした布でふき取ります。
↑やっと完成です!
↑遠くから見てみるとこんな感じ。近くで凝視すると貼ってあるのがバレますが、普通に生活しているレベルなら気になりません。よかった~。
別の方法も。ウォールステッカーが素敵
ネットで「壁・修理・自分で」「壁・穴・直す」とかでいろいろ検索していたときに、いろんな方法があると知りました。
一番オーソドックスなのはプロに直してもらう方法。でもこれは多額です。
私が見た中で「なるほど~素敵!」と感心したのは「ウォールステッカー」というものです。
↑こんな感じで、壁に直接シールを貼ってしまうんです。空いた穴が小さめであったり、修理した部分が残念な感じになってしまったら、このステッカーで飾れば問題ないですね。部屋のイメージチェンジもできるし一石二鳥だなと。
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それから、700円くらいかかるけれど、自分で直すための完全なキッドもありました。
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家庭化学さんのこの「石こうボード穴埋めパテセット」は口コミも多かったので買おうかなと思ってました。このセットのメリットは、網テープがついていることと、パテが乾くのが3時間と短時間であること。これがあれば確かに一発で直せると思います。
壁修理に数万円飛んでいくかと思った…
最初に穴が開いたのを見たとき、あぁ…修理に数万円飛んでいくなぁ…と思いました。
職人さんにお願いすればもっともっときれいにできたのだろうと思いますが、結構なコストがかかってしまいます。
が、そんな必要はなく済んで、ホッとしています。もちろん職人さんには敵いませんが、素人の壁直しとしては合格レベルかな~と思っています。
同じ境遇のお母さん、お父さんのお役に立てれば嬉しいです。