我が家のまるこは12月生まれ。
娘が生まれて約3ヶ月後に、初節句を迎えました。
ギリギリでした。ギリギリセーフです。
お雛さまのことなんて、これっぽっちも頭にありませんでした。
これから女の子をご出産予定のプレママさん、プレパパさん、もしひな人形を用意されるのであれば、年明けくらいまでにはチェックしておいた方がいいかもしれません。
とりあえず、うちのギリギリ体験談をご紹介します。
はじまり
12月に赤ちゃんが生まれて、自宅に戻り、なんとか生活が落ち着き始めたのが1月中旬。
もう世の中のお正月モードは終わっていた頃です。
そんなとき、母が言うのです。
「まるちゃんのお雛さま、どうするの~?」と。
聞かれた私は「?」って感じでした。
「初節句は再来月でしょう。お雛さん、買う~?」みたいなノリでした。
でもこの母の一言に救われました。
出産したばかりで、生まれたまるこの初節句をどうするかなんて、さっぱり考えていませんでした。
ここから検討スタートです。
そもそも買うか?
そもそもの話なのですが、ひな人形を買うかどうか?について考えました。
買わなくてもいいんじゃないか、私の実家にあるひな人形を譲り受けられないか、などと考えました。
うちは狭いので置く場所に悩みますし、そもそも人形にそれほどの思い入れはありませんでした。
でも、私の母が、私が嫁いでからも3月前になると、ワクワクしながらお雛様を出して飾ってるんですよね。
その母の姿を見たり想像したりすると、なんかこうじんわりとこみ上げるものが…。
一晩考えて、用意することに決めました。
買うと決めたら調べまくりました
買うと決めたら、それはもうリサーチしまくりました。(そういう性分。)
10年、20年とずっと愛でるもの。
変なものは買いたくありません。
私は、買うのであれば「木目込み(きめこみ)」のお雛様がいいなと思っていました。
ふんわりした着物をあしらった人気のタイプ(=衣裳着人形)ではなくて、正絹(しょうけん)の布をお人形の体に貼り付けてあるような人形のことです。
私が木目込みがいいなと思った理由は、
・自分のために買ってもらったひな人形が木目込み人形だったから
・豪華絢爛ではないけど、素朴で優しくて「ぽてん」としたイメージが、娘のまるこにぴったりだと思ったから
この2つです。
地元のお店3つに足を運びました
「ひな人形+住んでいる市」で検索検索検索。
8店舗ほどに電話をして、木目込み人形を扱っているか確認。
この時点で絞られます。
ついでに価格帯や納期のリミットについてもお尋ね。
お店の人の対応もそれとなくチェック。
これで3つのお店に絞られて、実際にお店に母と2人で行ってみました。
(はじめてまるこがお父さんとふたりで留守番した日でもあります。授乳頻回期だったので胸がパンパンでした。)
ところが
いいのが見つからないんです。
人形のお顔も気に入らないし、気に入ったのは高すぎる。
同じ店(有名な老舗店)にもう一度足を運んでみても、やっぱりダメ。
焦ってきました。
最初は「別にひな人形なんていらないのでは」とか思っていたのに、現金なものです。
おっぱいも張ってきて、授乳もあるからもうそろそろ帰らないと…と、肩を落として帰ろうとしたそのとき~!!
運命のひな人形、発見!
小さくはためく「雛人形」ののぼりが目に入りました。
ダメもとで入ってみようか…と入ってみたそのお店は、人形問屋さんでした。
お店の隅っこに、木目込み人形の親王飾りがたくさん置かれていたんです。
その人形の表情を見て、すぐ「これがほしい!」と思いました。
「これをまるちゃんにあげたい!」と。
お店の方に聞いてみると、
・かなりお手頃な値段で、一式をそろえることができる。
・問屋なので、着物の色や素材も全部好みで作ってもらえる。しかも正絹。
・納期もギリギリ間に合う(というか今から作る)。
最高のひな人形との出会いだったわけです。
ネットでググっても巡り合えない素晴らしい商品ってあるんだな~と思った経験でもありました。
帰り道、母と「あんないい人形に出会えるなんて、夢なんじゃないか」とまで言いながら、小走りで帰ってきたのもいい思い出です。
初節句のお祝い
その後、初節句の日までに無事に我が家にお届けいただいたひな人形。
初節句は、両親を招いてお祝いしました。
定番ちらし寿司とかはまぐりのお吸い物とか作って、お花を飾って、お雛様と写真を撮って。
これです。右のは1才の誕生日プレゼントのベビーリングです。
これから毎年3月が近づくと、自分の母がそうしたように、私もワクワクしながらお雛様を出すんだろうな~って思います。
というわけで、冬生まれの女の子を持つお母さん、我が家のようにドタバタしないでいいように、時間のあるうちにチェックしておくといいと思います。
焦るので…。