布おむつは本当に経済的なのか?我が家の体験をもとに、調べてみました

布おむつは経済的、と聞きますが、本当にそうなのか?

かなりざっくりとした計算ですが、我が家で実際にかかった初期費用やランニングコストなどを記録しておこうと思います。

結論から言うと、我が家の場合は紙おむつよりも布おむつの方が圧倒的に経済的でした。

算出の条件

以下に、布おむつと紙おむつの費用の比較をしますが、算出の条件は、

・おむつが外れるのが2歳半

・子どもが1人の場合

で計算しています。

布おむつの場合にかかる初期費用

我が家で用意したものを列挙します。

・布おむつ生地 3,223円×2=6,446円(※1)

・おむつカバー 1,500×7=10,500円(※2)

・ミシン 20,000円

・ゴム手袋 260円

・バケツ 1,110円×2=2,220円

・パラソルハンガー 500円×2=1,000円

・タライ 500円

・おまる 100円

以上が初期投資です。

合計41,026円でした。

我が家は、おむつを縫うためのミシンに2万円を投じてますので、ミシンがすでにあるご家庭なら実質2万円くらいが初期投資になると思います。

(※1)輪おむつは、1セット28枚取り、33×40メートルのものを買いました。

(※2)最初に用意したカバーは、50×1枚、60×3枚、70×1枚、80×1枚、90×1枚です。

布おむつの場合のランニングコスト

次にランニングコスト(毎月かかる費用)はどれくらいか、計算してみます。

おしりふきコットン 300円/月

布おむつに慣れてきたら、手作りの布おしりふきを使いましたが、慣れない頃は市販のコットンを使いました。

洗濯にかかる電気代と水道代 1000円/月

布おむつを洗うため洗濯機を回す回数が1回増えていますのでこれを加算します。(※3)

電気代 50円/月

水道代 600円/月

上記1と2を足して、ランニングコストとして950円/月です。

ちょっと大きく見積って1,000円/月として計算すると、1,000円×30ヶ月=30,000円かかります。

以上、布おむつにかかる費用(使用期間2年半の場合)は71,026円となりました。

(※3)電気代と水道代の参考にしたサイトはこちらです。

紙おむつの場合にかかる費用

・紙おむつ 5,000円/月

・お尻ふき 300円/月

・ゴミ袋 100円/月

以上、5,400円/月となります。

これを30ヶ月続けるので、紙おむつを2年半使うと162,000円かかると計算できます。

まとめると

比較してみると、

布おむつ   71,026円

紙おむつ 162,000円

となりました!

やはり布おむつの方が経済的ではありますね。ただし…

手間代や、子どもの数によって変化します

ただ、モノではなく家事にかかる手間代は別です。

布おむつであれば、洗う・干す・たたむ・はじめだけですが縫うという準備時間が必要です。

紙おむつであれば、買う・捨てるなどの作業が発生します。

また、子どもの数もおむつ代に大きく影響します

紙おむつであれば、かかる費用は単純に倍増します。

布おむつの場合、おさがりを再度使えるのでかなり初期投資は抑えられると思います。

コスト以外のメリットの方が大きかった

確かに、布おむつはかかる費用を抑えることができますが、実際に布おむつで育児をしてみて、我が家の場合はコスト面よりもそのほかのメリットのほうが大きかった気がしています。

まず肌に合っていたのでおむつかぶれの悩みがありませんでした。

また、排泄の感覚をつかむのが早かったので、1才半にはおむつをほぼ卒業できました。(これは布おむつだけが原因だとは思いませんが…。)

あと、信じてもらえないかもしれませんが、布おむつが好きになり、娘のおむつ替えの時間すら楽しかったです。

計算よりも1年短くおむつ生活から卒業できたのは予想外のメリットでした。

あと、信じてもらえないかもしれませんが、布おむつが好きになり、娘のおむつ替えの時間すら楽しかったです。

かわいい布おむつのおしりがなつかしいです。

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