家づくりの最初の最初にしておいてよかったこと

新居での生活も1年以上が経過しました。

ここはこうしておけばよかったな…と思うところはあれど、住み心地は快適で楽しく暮らしています。

娘のまるこが1才を過ぎてからは、よく外に出かけるようになりました。周囲の子育て環境や駅へのアクセスのよさが身を救うことが多くあります。

今日は、家づくりをはじめる前、具体的にな話を進めていく前に、やっておいてよかったなと心底思うことを書きたいと思います。

ふせんを使って夫婦の希望をすべてリストアップ

これが、本当に役立ちました。

自分が家づくりに何を求めているか、何を求めていないかが分かりました。夫も同じです。

また、家づくりで何が「分かっていないのか」も明らかになりました。

何気なくやっていたことなのですが、家づくりが終わった今、これを最初にしておいて本当によかったねと夫とよく話しています。

家づくりに役立つ「ふせんリスト」の作り方

私たちはこんな風に作りました。

・げんこつの大きさくらいの大きめのふせんを用意します。ふせんは、100均などで売っている、貼ってはがせるタイプのメモのようなものです。もちろんただの紙でも何でもいいと思います。

・夫婦がそれぞれに、家づくりで希望することをふせんに書き出します。例えば「駅から3分以内」「和室は必ず作る」「お風呂には窓を付ける」どです。

・書き終えたら、自分の中だけで優先順位をつけます。私は「駅から3分以内」というのが一番でした。

・次に、夫婦が順番に、優先順位の高いふせんから、ノートに貼って並べていきます。

・全部貼り終わったら、それぞれひとつずつ見ていきます。意味の分からないものや、なぜそれを書いたのか分からないものは、お互いの意見を聞きます。

・意見を聞いたうえで、夫婦としての優先順位を付け直していきます。

私たちがリストアップしたもの

全部で30個くらいリストアップしました。

・駅から3分以内の土地に住みたい

・お風呂には窓をつけたい

・3階建てにはしたくない

・部屋は狭くてもいいからベランダを広くしたい

・コンセントは多くしたい

・ドアは全室引き戸(横にスライドして開けるドア)にしたい

・予算は3,000万円以内としたい

などなどです。

ふせんに書きだすコツ

ふせんに書きだす内容は、あまり考え込まずにパッと頭に浮かんだものを書くといいと思いました。いろいろ考えてしまうと、きりがないからです。

また、書くことは大きな希望でも小さな希望でもいいと思います。意外にも、小さな希望の方が、お互いの希望を知るのに役立ちました。

(例えば、夫が「引き戸にしたい」と言っている意味が分かりませんでしたが、住み始めてから「これいいな~」と思っています。)

ハウスメーカーさんとの打ち合わせで役立ちました

我が家は、注文住宅を選びました。

建売と違って、細かい部分まで自分たちで決定していかねばなりません。(トイレットペーパーを付けるカバーまで自分たちで選ぶことになるとは驚きでした。)

ハウスメーカーさんとの打ち合わせの中で、このふせんノートが大いに役立ってくれました。

例えば、「お風呂はどうしますか?どのような希望がありますか?」と聞かれたときに、夫婦としての答えを出すのがスムーズでした。

また「希望がない」ことが分かっている部分は、ハウスメーカーさんにお任せすることもでき効率的でした。

信頼の置ける担当者さんだったので、「その部分は我々はなんだっていいので、おすすめのやつをお願いします」と進めていくことができました。

家づくりを終えてふせんノートを見直してみた結果

家づくりを終え、引越しが終わってほとぼりが冷めた頃、このふせんを貼ったノートが出てきました。

見返してみてびっくりしました。ほとんどの項目が実現していたのです。(予算以外は!)

家づくりの最初の最初に、このふせんノートで夫婦の意見を合わせておいて本当によかったと思っています。

おすすめです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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