娘まるこももうすぐ2才。
これまで、やれ離乳食がどうだ、おむつがどうだと言っていた周囲のお友だちも、そろそろ幼児教育について関心が高まってきていて、私も完全にそのうちのひとりです。
くもんがどうとか、英語教育どうするかとか、教育的な幼稚園のプレがどことか、そういう話題が多くなってきました。(楽しい。)
中でも、仲間内に、かの有名なDWEを始めた家庭があり、俄然「英語教育どうする?」の話題に花が咲いてます。
「5才で英検2級合格!」とかちょっとびっくりな実績のある教材みたいですね。
で、私はとりあえずまるこの好きな絵本から始めてみようと思って、図書館で英語の絵本をいろいろ借りてきたんです。
その中にあった「the giving tree」という本。
これを読んで、私が娘のまるこに与えてあげたい力が何か、とても大事なことに気が付いたので書いておこうと思います。
まず、この本をまるこに読み聞かせようとして読んでいて、久しぶりに大号泣したんです。
こんなに苦しくなるほど泣いたのは久しぶり。隣にいたまるこがびっくりしてました。
日本語に翻訳された版ももちろんあります。(最近では村上春樹さんの翻訳もあります。)
でも、日本語に訳されてしまっては、感じることのできなかったであろう点がありました。私は2つほどありました。
そこでまず、気が付いたことその1。
英語を学ぶ意義は、ひとつでも多くの気づきや経験、世の中の美しいもの、素晴らしいこと(もちろん逆のことも)を、子ども自身が触れる選択肢を増やすことにあるということ。
英語を読むことができたら、日本語だけを読めるときよりも、手にできる情報や発見、判断材料が少しでも増えるのだということに気が付いたわけです。
30年以上生きてきて、やっとこのことに気が付きました笑。
でも、これは当然の話。気が付いたことその2の方が重要でした。
英語の本を読んで思ったのですが、読むためには、単なる言語を操る能力だけではなく、もっとたくさんの力が必要なわけです。
そもそも本を手に取って読もうと思う「好奇心」であったり、
意味の分からない文章を理解しようとする「忍耐力」であったり、
その本を読んで涙を流す「感受性」であったり、
感じたことを誰かに伝える「表現力」であったり。
英語力以前のところで、私がまるこに付けさせてあげたい力とは、こういうものなのか!と、自分ですごく納得できたんです。
なんか感動しすぎてうまく伝わらなければごめんなさい。
でもこの先、まるこへの教育について悩んでしまうとき、今回気が付いたことをちゃんと頭に入れておこうと心に誓いました。