ちょっと前の話になるんですが、育休後コンサルタントの山口理栄さんのセミナーに参加してきました。
育休復帰後の働き方を考えよう、みたいな勉強会です。
おもしろい肩書ですよね、育休後コンサルタント。
キャッチーです。
セミナーの中身はというと、すごーく役に立ちました。
失礼ながら思っていた以上に、参加する価値あり。
託児をお願いしてまで参加してよかったです。
まず講師の山口さん自身が良いです。
ご自身がワーキングマザーを経て独立したコンサルタントなので、話の随所にリアリティーテンコ盛り。
話を聞いていて、山口さんが胸に抱いている覚悟のようなものを感じました。
自分に続く、後進を育てようという熱意。
怯まず戦え、というメッセージ。
それでいて、会社に対してちゃんとアウトプットを出して貢献すべし、という実直さ。
甘くないピリリとした雰囲気に久しぶりに背筋が伸びました。
山口さん自身も大きなIT企業で仕事をし続けてきた人。お子さん2人を育てながら管理職として仕事をされてきた方です。
主に関東地域でセミナーやカフェを開催されていますが、たまにその他の地域にも足を運んでいらっしゃるようです。
ホームページに今後のイベントの開催予定がありましたので貼っておきます。
面白いなと思うのは、私たちのような職場復帰予定の女性を対象にするだけではなくて、企業、とりわけ管理職向けの講義やセミナーも行っているところです。
たぶん、ワーママだけがいくら頑張ってもだめなんでしょうね。
ワーママを受け入れそしてワーママに仕事を与える上司の理解がないと、ワーママもその家族もそして会社も、痛い目見て終わりってことになっちゃうんだと個人的に思ってるので、
管理職向けのコンサルをしてるところに説得力を感じた次第です。
あとは、職場の上司が子育てしたことのない人の場合、基本的に何も分かっていない(幼稚園と保育園の違いも分からないレベル)という前提に立ち、
復帰する立場の方から上司としっかりと(それでいて謙虚に)コミュニケーションをとっていくということが大切だと気付かされました。
というわけで私はもうすぐ、春に向けて、上司との面談があります。
面談してくれるだけありがたいと思ってます、ホント。伝えるべきこと考えとかなきゃ。
そしてもうひとつ、夫と復帰後の毎日をイメージできたことが収穫でした。
どっちが保育園に送っていくか?
保育園から呼び出しされたらどっちがどう迎えにいくか?
家事は何をどう分担するか?
定時退社は週何回なら可能か?
などなど、保育園も復帰先も分からない今すべての答えは出ませんでしたが、考えておくに越したことはないことがたくさんあるんだとこれまた気付かされました。
長い育休をいただいての復帰、ちゃんと恩返しできるように働きたいなぁ。